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写真で振り返る、若狭路の旅 ~二日目~

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二日目の朝は、天気予報に反して快晴だった。
旅館の窓から見える海鳥たちが啼いている。
その甲高い音が二日酔いの頭に響く。午前中の運転は出来そうにない。

この日の最初の目的地は丸岡城。
越前町からはやや北上するところにある。
距離にして44キロ。一時間弱の旅程だが頭痛から立ち直れない私は後方の席で目を瞑る。

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9時15分に宿を出たのに、城に着いたときは10時半を回っていた。
ドライバーの越智君と助手席の杉本君の間で目的地の勘違いがあったらしい。
4人しかいないのに何処へ行くのかの統一すらしっかりなされないズボラな旅。
北陸から山陰を仕事で駆け回ったことのある杉本君には、宿から更に北上したところにある丸岡城に行くことが信じられなかったらしい。
それくらいこの日のメイン、天橋立は遠いのだ、と言う。
そんなことはない、とたかをくくる他3人。

丸岡城は戦国時代に柴田家家臣であった柴田勝豊が築城した。
城郭建築史上、現存する天守閣では最古の様式だそうだ。

昼食は舞鶴でとる計画。
その移動中も私は後部座席。
この移動が長かった。杉本君の言うことは正しかった。
14時まで空いている美味しいお店を目指したが、間に合わなかった。
もう一つの候補店に行ってみたが、何かの取材中で入れなかった。
映像業界に身を置く自分たちは、お店を貸しきって撮影し、そうと知らずにやって来るお客さんの立ち入りを断ってきた。
因果応報。

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そんなわけで第3候補のお店で、今が旬という岩ガキ丼を平らげる。
お店が第3候補だからか、それとも端から美味でないのか、岩ガキ丼は期待はずれだった。
中里君の選んだ特大穴子丼の方がよほど美味しかったろう。

次なる目的地は天橋立かと思いきや、琴引浜に変わっていた。
私がグースカ寝ているうちに時間の都合上、旅程は変更されたのだ。
ここからは頭痛から解放された私が運転。
野を越え山を越え、1時間余りのドライブで到着。

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今日の快晴はこれのためにあったのか。
そう思わせるほど素晴らしい景色が目の前に広がっていた。
時期が外れているせいか、人もまばらでさながらプライベートビーチのようである。

この浜の売りは鳴き砂。
歩くとキュッキュッと砂が鳴く。
手でこねても鳴く。
ガイドのおじさんが親切丁寧にその仕組を教えてくれる。
おじさんの奏でる砂は名人芸を見ているようだった。
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砂まみれになり、年甲斐もなくはしゃいだ4人は次なる目的地、夕日ヶ浦海岸を目指す。
その名のとおり、夕日がきれいに見える場所。
徐々に水平線に落ちて行く夕日を越智君とキャッチボールに興じながら味わう。
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すっかり満足した私たちは、本日の宿泊地、城崎温泉へと向かう。
桂小五郎が隠れ住み、志賀直哉の「城の崎にて」の舞台になった地である。が、長州生まれでもなければ、小説も読んでいない私に感慨じみたものはない。
けれども、絵に書いたような温泉街の町並みは実に心地良い。

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空腹を小料理屋風の居酒屋で満たし、名物の外湯へ。

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御所の湯の門。
1月に洞爺湖で入って以来の温泉。
すぐにのぼせる私は長湯はしないが、瞬間で体が温まっていく感覚が好きだ。

さっぱりとしたところで、宿に戻り、再びのトランプ。
ビールを飲み、日本酒を飲み、他愛も無い話をしながら二日目の夜は更けていく。
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PROFILE

イマニシケンタ

Author:イマニシケンタ
猫が好きで
馬が好きで
虎が好き。

人生の目標はダービーオーナー。

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