FC2ブログ
  1. 無料アクセス解析

第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会・決勝

IMG_20170109_155813_929.jpg

2017年になり、早くも9日が経過。
最初のイベントは大学ラグビーの決勝戦。
結果は帝京大学の8連覇で幕を閉じた。
しかしながら、東海大学も迫力あるフォワードで攻め、相手のミスを確実に得点につなぎ、王者の帝京大学にあと一歩のところまで迫った。
スコアは33-26。1トライ1ゴール差の大接戦。
決勝戦に相応しい実に見ごたえのある試合だった。

しかしながら、2つ文句を言いたい。
1483958594115.jpg
この画像は試合開始直前である。
バックスタンドのB指定席の空席が多すぎる。
結局、試合終了までほとんど埋まることはなかった。
自由席には少なからず立ち見もいたので、効率よくさばいていればこんなことにはならなかったであろう。
大学の頂点を競う試合にも関わらず、あんなに目立つ席を空けてしまう主催者側に失望する。
一昨年のワールドカップ後にトップリーグの試合でチケットの捌き方を誤り、スタンドが埋まらなかったことに田中史朗選手が強く怒ったが、その教訓が全く生かされていない。
2年後に自国開催のワールドカップが控えているのにこんな体たらくで大丈夫なのだろうか。

そして、もう一つはTMO(テレビジョンマッチオフィシャル)が採用されていないこと。
きわどい判定の際に、映像確認して正しいジャッジをすることのできる制度なのだが、この試合ではレフェリーの判定のみ。
確かに大学生の試合全てでTMOをするには映像設備の整っていない競技場もあり厳しかろう。
しかしながら、この日は決勝戦。同点で終われば抽選で日本選手権進出校を決めなくてなならないほど重要な試合である。
舞台も秩父宮ラグビー場で設備も整っている。やろうと思えばできたはずだ。
なんでこんなにこだわるかというと、帝京大学の竹山選手があげたトライはかなり微妙だったからだ。
実際にテレビで観ていればリプレイがあり、スッキリするだろうが、現場の人間にはわからない。モヤモヤするばかりである。
レフェリーのためにも、選手のためにも、何よりファンのためにも決勝戦くらいはTMOを導入すべきである。
日本のラグビーを世界基準に持っていきたいのであれば、こういうところも変えていかなくてはならないと思う。
スポンサーサイト



【-復刻版- 北京観戦記⑥】

北京悲哀記~帰国編~



海外旅行だというのに、朝が早い。
目覚ましは4:30に鳴った。この時間に起きないと、帰りの飛行機に間に合わないのだ。
前日の夜に荷物整理を済ませていたこともあり、滞りなく部屋を出来ることができた。
だが、チェックアウトはそう簡単にはいかない。前夜に空港行きのタクシーをフロントに頼んだものの、言葉の壁が事を困難にする。ついには筆談でフロントのお姉さんとやり取りをする始末。
その間に、男のフロントマンがタクシーはもう来てるんだけど、というリアクションで僕らを焦らす。来てんのかよ!
どうにかこうにかチェックアウトはしたものの、今度はやっぱりタクシーの運転手である。
航空機のチケットを見せろと言ってくるのだ。なぜだ。なぜ一介のタクシードライバーに俺たちの航空券が必要なのだ。お前に見せる必要など全くない。そもそもチケットレスだし。
双方の意見が全く相容れないまま、タクシーは出発。すると、運転手はサイドブレーキ近くにある通信機をいじくり、誰かと交信し始めた。しばらくして、その通信機から日本語をあやつる男性が話しかけてきた。
「おはようございます。航空券はお持ちですか?」
「いいえ。チケットレスなんです」
「では、どの飛行機に乗りますか?」
「JALです」
こんなやり取りをすると、突然中国語を喋り、運転手と交信している。
どうやら、ターミナルを知りたかったらしい。大きな空港である。第1か第2かで行き先も変わるのだろう。
運転手さん、ごめんね。変に疑って。
それにしても優秀な通信機である。

タクシーは無事に空港に到着。
謝々、と笑顔で運転手に別れを告げ、いざ入港。
空港に入る前にも手荷物をチェックされる。なので、そこには列が出来る。当然、私たちも並ぶ。目の前にいるのは外国人のようだ。そういえば、ロッテの監督も野球を観に北京入りしてるんだよなぁ、と思いを巡らせていたら、その外国人が振り向いた。
バレンタインじゃん。

すかさず、越智に耳打ち。
「バレンタインだよ」
「え?」
「よく見てみ、バレンタインだよ」
「おぉ~、こんなことあるんだ!!」
折角だから、写真を撮ってもらえよ。と越智に促す。
越智も乗り気だ。青山アナ同様、こんな機会はめったにない。
恥ずかしさをこらえ、越智がバレンタインに駆け寄った。
「グッモーニグ。プリーズ テイク フォト ミー」
「オハヨゴザイマス。イソイデルノデハヤクオネガイシマス」
日本人が英語で訊き、アメリカ人が日本語で答えるおかしな状況になっていた。そして、バレンタインは本当に急いでいる様子だった。でも、笑顔で写真に納まってくれた。ありがとう、ボビー。

到着日に窓口を確認しておいたのは重要だった。空港内を迷わないというのはありがたいことだ。チケットレスでもチケットを持っていても、同じ窓口に並ばなくてはいけないということを知るのにしばらく時間はかかったが、その程度の混乱ならどうってことない。
松岡修造がもうワンランク上の席の窓口に並んでいたが、まったくトキメクことはなかった。
報道関係や選手っぽい人たちをチラホラ見かける。それぞれの国へ帰っていくのだろう。この日で五輪は閉会式を迎える。熱い夏は終わろうとしていた。

8:30
飛行機は北京を飛び立った。
寝ればいいのに、またも映画を観てしまう二人。『僕の彼女はサイボーグ』を観る私と『隠し砦の三悪人』を観る越智。行きと同じように、機内食でビールを飲む私。そんなこんなで、まもなく到着のアナウンス。

13:00(日本時間)
成田到着。
あっという間の北京。思っていた以上にあっという間なのは星野JAPANのせいである。
出発前に心に傷を負い、更に深手を負って帰国する私と越智。なんだったのだろう。あんなに楽しみにしていたオリンピックがこうも無残な形で幕を閉じようとは夢にも思わなかった。
越智の運転する車で都内へ戻る。
雨が降ってきた。きっと涙雨であろう。
なんと重苦しい車内。
ipodから流れる曲が心に沁みる。

♪俺たちはまだちっぽけで
手のひらの中には
この手のひらの中には
何もないけど
雨に打たれ風に吹かれ
でもあきらめないから
でもあきらめたくないから
きっといつか何かをつかむんだ
ねえ そうだろう
ねえ そうだろう・・・

日本野球がこんな悔しい思いをして、黙って引き下がるわけがない。
私は信じている。いつの日か、オリンピックに野球が復活し、日本が金メダルを胸に掲げる日を。
北京はつらく、悲しい日々だったが、きっとくるであろうその日を思えば、この旅も意味を持つ。
私はあきらめない・・・
(完)

【-復刻版- 北京観戦記④】

北京悲哀記~敗北編~


8:00
目覚ましがなる。起きた。7時間くらい寝たようだ。隣の越智はまだ寝てる。まあいい。ほっておいて、風呂に入ろう。
風呂から出ると、越智は起きていた。
越智がシャワーを浴び終わると、今日の行動を話し合う。
私の案は、まずは鳥の巣へ行ってオリンピック気分を味わい、天安門を通り、北京一の繁華街といわれる王府井で飯を食って、野球の決勝戦を観に行く、というものであった。
越智、異存なし。

DSCN0989.jpg
※部屋の中。シルエットでカッコ良く見える。

DSCN0991.jpg
※ホテルの前。とってもいい天気。

ホテルを出る。カードキーをフロントへ預けようと思ったが、言葉が伝わらず埒があかなかったので、自分たちで持っておくことにした。
鳥の巣まではかなり距離があるので、移動手段はもちろんタクシー。
さすがに運転手も鳥の巣は知っていた。問題なく連れて行ってくれる。

タクシーを降りるとすぐにダフ屋がとりまく。中国語で何を言ってるのかはわからないが、何を言いたいのかはわかる。ダフ屋の目つきは世界共通で、独特の表情でチケットをちらつかせる。僕らは鳥の巣での競技には興味がないので無視して通るが、その多さといったら尋常ではない。一般人まで混ざって売りさばこうとしてる。まさに無法地帯。
DSCN0998.jpg
※ほんの一部。この歩道橋の下で売りまくってる。

五輪のメイン会場だけあって、警備は厳戒。近くまで行こうとしたが、全然近づけなかった。仕方ないので遠目から写真を撮る二人。
DSCN0999.jpg
※鳥になったつもりでいる私。

DSCN1002.jpg
※さらに近づく。も、この場所が限界。

ここで二人は思いつく。
これだけの数のダフ屋がいるのであれば、五棵松野球場の周りにもいるのではないかと。
3位決定戦を観られるかもしれない。金メダルこそ叶わなかったが、銅メダルの瞬間でもそこそこの喜びはあるはずだ。
タクシーを捕まえ、野球場へ急ぐ。が、やっぱり場所がわからない運転手。もう慣れたぞ。とりあえず近くまで行くのだ。運転手は近くまで来たところで、歩道を歩いてるおばさんに道を訊いている。なんだろうね、この光景。滑稽でとても可笑しい。
DSCN1003.jpg
※球場へ急ぐタクシー

着いた。試合はもう始まっている。ダフ屋はどこだ。が、彼は探すまでもなく、すぐに近寄ってきた。どうやら二人で800元と言っている。高いな。元値の5倍はする値段だ。
もっと値切ろうと思えば出来たと思うが、試合が始まってることもあり、800元を払った。勝てば、この金額もはした金さ。
急ぎ足で、球場へ。
ちょうど青木が勝ち越しの3ランを打ったとこだった。打った瞬間こそ観られなかったが、勝っているのならばそれで良い。あとは和田の好投を祈るのみ。
ところが、である。
G.Gがやってのけた。目前で見ると、おかしいね。あんな簡単なフライを落とすなんて。
そして、それをきっかけに同点の3ランを打たれる和田。暗雲垂れ込める1塁側の応援席。
本当はこんな試合を仕切りたくなかったであろう応援団は、なかばやけっぱちで大声を出している。そんな姿を面白がられて外国人に写真を撮られてる。切ない。
そして、試合は川上が打たれて逆転負け。
DSCN1017.jpg
※最後の打者の阿部。歓喜の米国ナインを横目にベンチへ帰ってゆく。

DSCN1018.jpg
※不甲斐なさを一礼して詫びる星野JAPAN。場内を一周して謝って欲しかった。

なんということだろう。彼らはメダルすら日本へ持って帰れないのか。
心に深い傷を負う二人。
DSCN1019.jpg
※切な過ぎる背中のタイガースバッテリー。

決勝戦まであと4時間。あ~あ、何をしようかな。
私と越智は腑抜けになって地下鉄へ乗り込んだ。
気力も限界に近づいてきた北京。この時、時計は14:00

【-復刻版- 北京観戦記③】

北京悲哀記~到着編~


『アフタースクール』(内田けんじ監督)を観た。機内の小さな画面だったが、面白い映画だ。
するとアナウンス。
「あと30分で北京に到着いたします」
現実に戻される二人。
そうか、これから私たちは北京に降り立つのか。

もはや何の為に北京にいるのかわからない二人は、無理やり「俺たちは野球が大好きだから、五輪最後の決勝戦を観に行くのさ」と自らを納得させていた。罪深き星野JAPAN。
北京国際空港は広い。そして綺麗だ。
降り立った場所から3分ほど電車に乗らないとターミナルに着かない。が、手荷物だけの我々は比較的早く入国審査を済ますことが出来る。この段取りだけは予定通りだ。

そして、両替。1元=16円。手持ちは4万円。とりあえず3万円を人民元に替える。1875元。もはや少ないのか多いのかわからない。一方の越智は7万円も替えている。何に使うつもりなのかわからないが、心強い気前良さだ。台湾のときに、懐が寂しいという理由で、全く現金を両替しなかった福井君とは全く違う。裕福な旅が出来そうだ。

さて、それからである。海外なのに携帯電話が通じるということにはしゃいでる場合ではない。
宿泊先へは24時までにチェックインしなくてはならない決まりがある。あと3時間。見知らぬ土地で、余裕ある持ち時間とは言いがたい。
しなくてはならないことがあった。帰国の際に、迷わずにチケットが発券できるかどうか、である。
何せ、帰国の日は朝6:00に空港に来ていなければならないのだ。当日の朝に慌てるのでは遅い。今、ここで確認する必要があった。
とにかくJALの窓口を見つけるために広いターミナルを歩き回る。案内板は中国語と英語。案内する人は中国語しか喋らない。頼れるのは己の勘と足だけである。
比較的、すぐに見つかった。が、確証が持てない。でもそれを証明するための言語能力がないから、あきらめる。あとは運任せだ。

さあ、北京市街へ行こう。
バスで行くのだが、これまた発車場所がわからない。またしても勘勝負。こういうときはギャンブルをやっていて良かったと思う。焦るのではなく、何だか楽しくなってきてしまうのだ。単に馬鹿なだけかもしれないが。
程なくして、その場所も見つかった。今日は冴えてる。
バスは一律16元。約260円。40分くらいはかかるのに、安いね。

台湾でも韓国でもそうだったが、運転は荒い。クラクションを平気で鳴らし、わが道を行く車たち。だが、それが普通。東京のマナーは世界一だな、と物思いにふけっていると終点の公主坆に到着。ここから、歩いて宿へ行く計画だ。距離にして約5キロ。

あ、空気が悪い。
噂に聞いていたが、空気が重苦しい。何がどうというわけではないが、体に悪い気がするのだ。早くも北京を実感する二人。
宿までの途中に、野球会場である五棵松野球場がある。熱戦の舞台となる場所であり、8時間前に僕らから夢を奪った場所だ。
バスケットの会場も野球場となりに併設してあり、道路には海外の取材陣がちらほらいる。五輪を身近に感じた瞬間。が、バスケに興味はない。インタビューを受けているのが選手なのかさえわからない。
ここまで、歩いてきて時間は23時10分。
焦る。24時までに着けるのか? あと2.5キロはある。
タクシーに乗ろう。ガイドブックにも書いてあったが、それが一番確からしい。変にケチるのはよすことにした。

タクシーの運転手は地図を見ても、わからない、という顔をする。何故だ。お前はこの町で車に乗って生業をしているのだろう。何故わからない。
日本語と英語で、ここに行きたいと説明し、車を走らせる。でも、着かない。そりゃそうだ。知らないのだから。
なんとなく、近くまで来たところで、降ろしてもらうことにした。この運転手では埒があかない。
やはり、頼るべきは勘と足だ。
しかし、勘も外れると、どうにもならいものである。

もう一度タクシーに乗る二人。時間は23時45分。シャレにならない時刻になってきっている。
この運転手は優秀だった。場所こそ知らなかったが、地図に書いてある宿の電話番号に掛けて、確認をしている。この際、運転しながら電話をしていることはどうでも良い。

23時50分。宿に到着。もうヘトヘト。
でも、ロビーのお姉さんたちも基本中国語。英語を喋れる人もいたが、ほかの客を相手にしている。なので、なかなか通じない。1泊しか予約していないところを2泊にしてもらおうと必死に説明しているつもりだがハテナ顔だ。
そうしたら「1Day? 2Day?」と訊いてくれた。なんだ、こんな簡単なやり取りでよかったのか。己の語学力のなさを痛感する二人。

ようやく寝床を確保。私と越智は精神的な疲れと相まって、シャワーも浴びずにベッドに倒れるのであった。

明朝起床予定時刻8:30

【-復刻版- 北京観戦記②】

北京観戦記 改メ 北京悲哀記~出発編~


いつの間にか陽が傾いていた。どうやら居眠りをしていたようだ。隣を見やると友人の越智も眠りこけている(無理もない。彼は早朝5時から5時間も仕事をこなしてから空港へ来ている)。
ああ、そうか。出発時刻まで時間が空いてしまったからベンチで寝てしまったんだ。
時計の針は17時30分を差している。そろそろ搭乗ゲートまで行かなくてはならない。
眠い目をこする越智とゲートへ歩き出す。足取りは重い。これから世界一熱い場所へ向かうというのに、どうしたことだろう。

―3時間前
私はテレビに向かって祈っていた。
「頼む。抑えてくれ。お前は出来る男だ・・・」
だが、藤川球児にその祈りは届かなかった。彼は韓国打線につかまり、スコアは2-2の同点。
先行逃切りの策が崩れた以上、あとは総力戦。あらん限りの力を尽くし、勝ち抜くしかない。がんばってくれ。
だが、その祈りも通じなかった。岩瀬は韓国の主砲に勝ち越しのホームランを浴び、さらに考えられないようなミスも起きた。あっという間にスコアは6-2となった。
私は怒声すらあげることが出来なくなっていた。そのかわりに笑っていた。
これから自らの身の上に起きる最悪のシナリオを頭に描き、その残酷さを想像すると笑うことしか出来なかった。
星野JAPANは準決勝で散った。そして、私たちの、金メダルを信じ、その戦いだけに照準を合わせた北京旅行の大義名分が失われた。
私と越智は魂を引き抜かれてしまったかのような錯覚を覚えていた。これから、何の為に北京へ行くのか。あてどもない自問自答を繰り返しながら・・・

DSCN0986.jpg
※打ちひしがれている二人

定刻通り、飛行機は成田を飛び立った。海外旅行が初めてだという越智は少々浮ついている。備え付けのテレビで映画を観る心積もりのようだ。
飛行機嫌いの私が、よくもこんな鉄の塊が空を飛べるものだ、と感心していると機内食の時間がやってきた。頼めば、いくらでもビールが飲める素敵な時間だ。
映画、酒。何かをしてないと、どこまででも落ちていってしまう隙間が二人の心の中にあった。

今まで、これほどまでに悲しい旅立ちがあっただろうか。

北京到着予定時刻は現地時間(日本との時差は-1時間)で21:00
PROFILE

イマニシケンタ

Author:イマニシケンタ
猫が好きで
馬が好きで
虎が好き。

人生の目標はダービーオーナー。

NEW ENTRY
NEW COMMENTS
NEW TRACKBACKS
CATEGORY
ARCHIVES
COUNTER
RSSリンクの表示
LINKS
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード